今頃になって

ようやくダヴィンチ・コードをみた。(^^)

数年前のロードショーのときには「観てもよくわからなかった」という声ばかりが耳にはいって、どうしようかと思っているうちに見逃した。

当時、タロット大学(現イシス学院)の初級コースのリーディング練習の例題で、「ダヴィンチ・コードの映画を観にいった方がいいかどうか?」という質問を立てたことがある。

生徒さんにリーディングしやすいシンプルなものがいいかしらと思って立てた問いであったにもかかわらず、展開したカードの枚数が22枚中20枚というものになってしまって、かえってリーダー役の方を混乱させてしまったという苦い思い出だ。

一緒に入っていた講師は参加者の方に向かって「どうでもいいような質問をすると、かえってカードは読みにくくなりますから気をつけましょう」とコメントしていた。(^^;)
本当にその通りです。いい教訓をいただいた。

それでも参加者の皆さんから、あえて観にいく必要もないのではないですか?どうしても観たかったらDVDになってからでもいいのでなないですか?など、私のたわいのない質問にありがたいコメントをたくさんいただいた。

講師の人は「結局どっちでもいいってことなのよ」と言った。

はぁ。そういう答えもあるんだなぁと。それもいい勉強になった。(^^;)

その後、急な仕事が次々に重なって、観にいく時間が取れないままに上映期間がすぎてしまったのだけれども、やはり20枚もカードが並ぶということは実現も難しいということを表しているのだなと妙に実感したことを覚えている。

で、数日前に映画をみて結論から言うと非常に面白かった。
小説は読んで内容は知っていたということもあったけれどもテンプル騎士団やシオン修道会のこと、マグダラのマリアや聖杯伝説のことも基礎的な知識は、すでにタロットを学んだときに身につけていたので難しくて話についていかれないということも全くなかった。

これだったら、観にいってもよかったなぁ。。。

どうして、あんなに考えこんでしまったんだろう。

たかが映画のことで周囲の風評に振り回されて、タロットカードが20枚も展開してしまうほど葛藤を起こしてしまった自分がなさけない。

まあ、とりあえず数年越しの案件が一つクリアになってよかった。こんなささいなこと一つでもやり残しているというのは気分のすっきりしないものなのだ。
ちょっと気持ちが軽くなって嬉しい気分です♪


*本日もお読みくださいましてありがとうございます。
今日はタロットの初級クラス、リーディングクラスを行ないました。参加者の方が気づいていらっしゃるか分かりませんが、回を追うごとにお一人お一人の洞察力が増していることを実感しております。素晴らしい。(^^)

自分の洞察力や直観力を磨くツールとしてはタロットは最高です。

次回のタロットクラスは2010年1月スタートを予定しております。(リーディングクラスも同時開催)来年からは月1回のペースを考えておりますので、たくさんの皆さまにタロットの世界と出会っていただきたいと思っています。お待ちしております♪
by m_alchemia | 2009-07-02 21:44 | 日々の想い