導かれるままに

銀座にタロット初級コースの打ち合わせにいく。
めったにない頭痛に見舞われて、地下鉄のドアに映った自分の顔はやけにふけていて
思わず下を向きたくなるくらい嫌になった。。

その打ち合わせの中で、地上のルールと向こうの世界のルールは違うから、といわれた。

「ここ(地上)では他人から見えなければいいとか、法律に触れなければいいとかいうことがあるけれどもそれは地上のルールであって、あちらでは通用しないよ。
ここでの生活を終えて、地上のルールではそうだったからと弁解してもそれはね、だめなんだよね。

地上の仕事をしているなら、それでもいい。
でもタロットとかヒーリングにたずさわる仕事は地上において向こうの仕事をしているわけでしょ。そうしたらね、地上のルールで仕事したらだめだよ。霊的ルールを無視したその責任は全部、自分に降りかかってくるよ」

イシス学院での講師の仕事は、そもそも公認講師になるのにとても長い時間を要する。私はその点恵まれていた方だと思うが、その講師になった後も毎回とても高い内容を要求されるので、そこにかかるエネルギーと収入のバランスはかなり厳しいなぁと感じることになる。

いわゆる「地上のルール」にはかなり反した仕事スタイルになっている。
そのことでちょっとしたごたごたが、たまにではあるが、出てくる。
その度に上記のような事柄をお互いが確認しあって、講義に望むことになる。

なんだか割に合わないなぁ・・とか、そんなこといってもやっぱりもう少し楽に仕事がしたいなぁ・・とか、私のエゴの部分は当然いろいろと思ってしまうわけなのだけれど、最終的にそれについていく。ついていきながらもう5年も本部講師をしているわけだ。

何故なら、その話を聴かされているうちに体がすっと楽になるからなのである。
今日も朝から続いていたどうしようもない頭痛が、「霊的な仕事っていうのはね・・・」という話をずうっと聴いているうちにいつのまにか消えてしまった。体がすごく軽くなって帰路は気持ちまで明るくなったように感じた。

彼(コオ)は私がどうしてこんなに割のあわない(・・と何度も言うと怒られそうだが ^^;)仕事をいつまでも続けているのか不思議に思っているかもしれないと思う。そのせいで家族にも負担をかけてしまっているのも事実だ。

けれども何かの拍子に今日のようなことがあって、それで私はずっと関わっているのだろうと思う。よくは分からないのだが、何かとても大切なことを私は学ばせてもらっているのではないか、と。そしてよく分からないので、そのことを彼に上手く説明ができないのがまたもどかしい。

本当に家族には心から感謝している。
ありがとう♪
by m_alchemia | 2009-03-12 23:06 | 日々の想い