タロットのこと

8月31日をもって、フィリップ・カモワン氏とイシス学院との契約が切れたことでこのところ少しあわただしかったのですけれど、ようやく周辺が落ち着いてきました。しばらくぶりの更新です。

この契約にまつわるいろいろな出来事を通じて、私自身タロットクラスを持つということについてあらためて考えることがたくさんありました。

私は知人からカモワン版マルセイユタロットを教えてもらい、初めてタロットの世界に足を踏み入れました。6年ほど前のことです。そして、やすらぎの部屋でタロットクラスを開設してほしいというご要望をいただいて現在に至っています。

私にとってタロットとは何なのだろう?私は何故タロットを教えるのだろう?

正確に言えば、私はタロット「を」教えたいのではなく、タロット「で」伝えたいものがあるのです。

タロットはグノーシスと言われる魂の霊的探求の旅に出るためのツールであるということ、そこには数千年にわたって受け継がれてきた人間の叡智と呼ばれるものがあり、カードを学ぶということはすなわちその叡智に触れることだ、ということです。

私がタロットを初めて学んだときに覚えた感動は、まさにその叡智に触れたことによるものと思っています。タロットはグノーシスの入り口としての役割を十分に果たしています。そしてその入り口の奥は非常に深く、そして非常に魅力的です。(^^)

そのようなことをあらためて感じなおしていたこの1ヶ月でした。

やすらぎの部屋では10月から平日のタロットクラスが始まります。今回からリーディングクラスも開催いたしますので、初級が終わってもリーディング練習が十分にできる形式となりました。

魅力的なタロットの世界に是非皆様をご招待したいと思っております。
・・その思いが、これまで以上に強くなりました。

8月は大きな変化や衝撃を体験された方が多かったようにも思います。私もまたそのような変化の中で、けれどもまたあらたなスタートを切りたいと思っております。
by m_alchemia | 2008-09-08 23:42 | 日々の想い