夢と笑顔と

現在97歳でユースホステルを広島で経営をし、全国各地で公演をなさっているという森岡まさ子さんという方の存在を知りました。

教えてくれたのは義母で、深夜のラジオ番組で感動して早速図書館へ行って本を借りてきたといいます。その本がいま私の手元にあってそれを読み終えたところです。
本のタイトルは「出会いに生きる、八十七歳の青春 ゲスト森岡まさこ」 福原義春著です。

本のお写真は87歳でしたが、とにかくエネルギッシュな笑顔をもつ、美しくておしゃれな方でした。世界中から多くの若い方がユースホステルに泊まりに見え、若い方からたくさんのことを教えていただいたといいます。

そしてご主人を原爆症でなくしながらも、懸命に日々の暮らしにはげみ、そして現在はあたたかい人に包まれて、今もなお一人で暮らしていらっしゃる。この方のあたたかさに触れたくてたくさんの人が集まってくるということがよく分かるように思いました。

人生には夢とアイデアが大切だと森岡さんはいいます。
たくさんの愛を与えて生きる、その生き方の一つの姿といえるだろうと思いました。

それにしてもなんとやらわかく、そしてなんとしっかりと生きていらっしゃることでしょう!
私はつい先日「女性としての理想の生き方とはどういうものなのだろう」ということについて考えておりまして、またそのことを問いかけていたところでしたので、一つの答えをいただいたように思います。本を通じて元気と勇気をもらいました。感謝しています。
by m_alchemia | 2007-11-03 22:34 | 日々の想い