自己肯定感

あなたはどんな時でも、多くのサポートを受けていますが

あなたの思いや行為も

この世界をたくさん支えています。

人と話をしていると

自己肯定感について話題になることがよくあります。

何をやっても自信がない。

自分には何の取り柄もないと思う。

自分の未来を明るく思い描くことができない。

自分は自己肯定感が低いのだと思う、というお話です。

自己肯定感とは

「ありのままの自分を認め、自分の価値を感じること」

とありました。

自己肯定感が高い人というのはみな

やりたいことがあって、それが実現可能だと信じることができて

ものごとに前向きに取り組み

自分と他人を比較して落ち込んだり、妬んだりせず

また自分を責めることもなく日々を過ごしている

という印象を持つことが多いかもしれません。

けれども、本来の自己肯定感というのは

自分が全体の一部で、決して分離させることができないもの

という考えのうえに成り立つものではないかと考えています。

自分がいま置かれている状況で

誠実に取り組んでいることは、どんなことであれ

必ず何かの役に立っていると思えること。

それは地球の反対側に対してかもしれませんし

100年後の社会に対してかもしれません。

今日、自分がひとつこれをすることが

あるいはしないでおくことが

きっと世の中全体にとって価値があることだ

意味があることだと、信じられること。

そう信じて、今日を生きることができるのが

自己肯定感なのではないかと思います。

ですから、自己肯定感の高さが関係しているのは

いろいろなことに積極的にトライし

自分の世界を広げ、人とつながり

人生を楽しく充実したものにすることだけではありません。

聡明さ（聡・・よく聞くこと、明・・よく見ること）をもって

日々の小さなことを隅々まできちんとできる人、

たとえそれが周囲に気づかれなかったとしても

その行為は全体に対してよい働きとなっている、と理解している人が

自己肯定感の高い人なのではないかと

いまはそのように考えています。

今週も素敵な一週間をお過ごしください♪