本気で自由を求めた通過点としての一つのあり方

本気で自由を求めた通過点としての一つのあり方_d0011725_19253478.jpg


話題になっている映画や小説、ノンフィクションの本などは基本的に目を通したいタイプの人間です。それは世の中の流れについていきたいというよりも、その話題の作品について自分の意見を持ってみたいという気持ちがあるから。

「ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく」は表紙を見た時に、ああこれは絶対面白い、面白いだろうけれども販促プロモーションに乗っかって本を買うのは嫌だなぁ・・と思っていました。それで書店で立ち読みを決め込んで読了し(ジュンク堂さん感謝です!)、そして結局のところ買って帰宅しました。(何をやっているんでしょう、私。)

その日のうちに家で再読して、一体に何がそんなに自分の心を掴んだのかを考えました。一言で言うと、堀江貴文という人は「こんな世界にとどまっているのは嫌だ!」と思った気持ちを曖昧にせず、できるわけないと最初から放棄せず、本気でそれに取り組んできた人なのだなぁということでした。自由になるためにはたらこう!という彼のメッセージはとても清々しく、読んでいて気持ちよさと勇気をもらった人は多いのではないでしょうか。

こんな世界に自分が生きていていいはずかない。自分がいる場所がここでよいはずがない。このままでいたら、ずっとこのままなんだ。そう思って生きてきたという堀江氏の素直さが心に響く本でした。
by m_alchemia | 2014-03-05 19:36 | 日々の想い