「私たちは幸せをタップリと味わうために生まれてきた」

HAPPIER 幸福も成功も手にするシークレット・メソッド」 (タル・ベン・シャハ― 著)
を読んでいます。

ポジティブ心理学について調べていて、たどり着きました。

ポジティブ心理学とは人の心を病や障害といった方向から人の心をとらえるのではなく、愛や感謝や幸福などの肯定的側面に焦点を当てて研究するというもので、1998年にアメリカ心理学会会長だったマーティン・セリグマンによって提唱された新しい心理学です。

(その詳細は『世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』(マーティン・セリグマン著)に書かれています。)

すなわちポジティブ心理学は「幸せになる方法を研究する新しい学問」であり、これがアメリカで大きなブームを巻き起こしており、100以上の大学で正式な履修科目として教えられているといいます。

「HAPPIER」の著者であるシャハ―博士のおこなった「幸せになるための講座」は2006年にハーバード大でもっとも人気のあった講義となり、この本はそのダイジェストとなっています。

さて、その本の中で奇蹟のコースに出会いました。(^^)
こんな風にです。

  作家、マリアン・ウィイリアムソンが著書「愛への帰還ー光への道『奇蹟の学習コース』」
  (大内博訳 太陽出版)のなかで説明しています。

  私たちが内側でもっとも恐れているものは、何かをうまくできないことなどではなく、
  私たち自身の果てしない可能性です。

  私たちをもっとも怖がらせているのは、私たちの闇ではなく、私たちの光なのです。

  私たちは自分に言い聞かせています。

  「こんな自分が、光り輝く、華麗で、有能で、驚くべき人間になど、なれるはずがない」。

  しかし実際には、誰もが、そんな人間になれないはずがないのです。
(P.223)


私たちは幸せをタップリと味わうために生まれてきたのだと、シャハ―氏はいいます。

宗教と精神世界と心理学が一つにつながりつつある、そんな感じを受けています。
by m_alchemia | 2012-02-16 10:37 | 日々の想い