七転八起

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知人に福島県会津若松の起き上がり小法師(こぼうし)をいただきました。
高さ3センチメートルのなんとも可愛らしいものです。

小法師と一緒に解説が入っていました。少し引用してみます。

・・・・「起き上がり小法師」は会津若松の民芸品で400年以上の歴史があり、ころんでもころんでも起き上がることから「七転八起」の精神をもつ会津若松の象徴でもあります。

約400年前に会津藩主・蒲生氏郷公が藩士に小法師を作らせ、正月に売り出したのがはじまりと言われています。毎年正月の1月10日に「十日市」という初市が立ち、無病息災・家内安全の願いを込めて、家族の人数より一個多く購入する風習があります。・・・・

とのことでした。
小法師を買って神棚にそなえる。家族の人数より一つ多いのは、家族が増えますようにという願いをこめるためだそうです。

その云われなど、ものに込められたストーリを知ると、なんとなく親近感が湧いてきます。

ところで、今回あらためてウィキペディアで「起き上がり小法師」を調べたら、

「2006年2月、民主党が堀江メール問題に揺れ、前原誠司代表(当時)の進退問題にまで発展していた折、渡部恒三が「郷里の会津の名物を持ってきた」と、前原の他、鳩山由紀夫、菅直人、小沢一郎などに起き上がり小法師をプレゼントしたところ、前原がもらった起き上がり小法師だけが起きず、場が凍りついたというエピソードがある。その後に前原は代表を辞任した。」

・・・と、ありました。(^^;)

これをくださった人は東北の被災地を応援したいと思ったときに、「転んでもしっかり起き上がる」ようにとの願いを込めて、福島県の民芸品であるこの起き上がり小法師たくさん買って、周囲の方にプレゼントしていたのでした。

私がいただいた小法師は神棚にはそなえず、ベッドサイドのテーブルに置いてあります。
朝起きた時に目が合います。(^^)

さあ、今日もまた一日頑張りましょうかと私も小法師と一緒に元気に起き上がっています♪
by m_alchemia | 2011-05-11 20:05 | 日々の想い