伝統の中に

今日はフラワーエッセンス・Bachクラスの初回を午前・午後にわたって行いました。
この休暇の間、私は日本の伝統文化の中における植物の役割や意味についてインターネットで調べていたのですが、今回はありがたいことに日本の伝統行事に詳しい方がクラスに参加をしてくださっておりました。

自分が知りたいと思っていたものをどうすれば、誰に聞けば、どこに行けば、どんな本を読めば分かるのかが知りたいと考えていたところでしたので、それを知っている方に巡り合えたということは、その天の配慮といいますが、「偶然」というものにとても感謝をしております。

有名なところでは七夕の節句のときに里芋の葉にたまった朝露を集めてきて墨をすり、それで文字を書くと作文や字ががうまくなるといったようなものです。江戸時代には紙に書いた短冊になったようですが、古くは梶の葉に文字を書いたと知りました。梶(かじ)も日本においてはとても神聖な木です。

フラワーエッセンスはもともと植物についた朝露ですが、平安時代の日本にもすでにそのような風習があった(つまり中国から伝わってきたわけですが)、ということをもっと深く知るとフラワーエッセンスへの興味がさらに深まっていくのではないかと思っています。

世の東西を問わず正しいものは続いていく、とはクラスの中で参加者の方がおっしゃっていた言葉ですが、そのような世界をフラワーエッセンスの中に垣間見ることができるのは、まさに知の楽しみと言ってよいのかもしれません。(^^)

それにしても自分が真剣に何かを求めているときには、まったく別のところからその糸口が与えられるということはよくあることで、今回もそれを強く感じております。クラスで新しいご縁をたくさんいただきました。皆様に心から感謝をしております。



*本日もお読みくださいましてありがとうございました♪
by m_alchemia | 2011-01-09 21:14 | 日々の想い