心地よい場所

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赤坂での仕事を午前中で終えた後、美容院の予約が取れたので早々に藤沢に戻ってきました。アッチェという美容室でもう4年ほどお世話になっています。店のオーナーである小崎さんは以前「単に流行を追うだけではなくて、その人のライフスタイルに合った髪型を提供していきたい」と話してくださったことがあります。私のことも仕事の内容や生活スタイルを(日ごろ鏡を見る時間がほとんど取れないことも!)知っていてくださるので、安心してお任せしております。以来ヘアスタイルのことでストレスを感じたことがほとんどないのが大変ありがたいのです。

「美保さん、スタッフ育てていくのって難しいよね。自分とかみさんだけで店やってるんだったら、こんなことまでしないって思うこともたくさんあるんだけど、なんか思いばっかりが空回りしちゃって」

技術だけでなく、人間として器を広げてお客様に接したいんだ、とカットをしながらいつもそんな話をしてくれる。まっすぐで、かっこいい人です。東京からわざわざ通ってくれるお客さんもいるというのもうなずけます。

今日は小崎さんの奥様にカットしていただいて、スタッフのお一人ともお話をしました。「今朝のTVで今年のGWは長くて、海外旅行に行く人がいっぱいいるって言ってたんですよ。ああいうの聞くと、ちょっとうらやましくなっちゃいますよね。だって自分たちってそんなにまとめて休みとってたら、店つぶれちゃうじゃないですか。・・・でも、自分は好きでやってるんだからしょうがないんですけどね。」

「このお仕事は好きですか?」

「ええ、大好きですよ!この業界に入る前からのイメージのままだったし。だからほとんど朝からずっとつめてるんです。やっぱりしょうがないんですよね、好きなんだから。」彼は思い切りさわやかな笑顔で答えてくれました。

いくらたくさん休みが取れたって、自分の仕事に納得できずに悩んでいる人もいっぱいいるのです。小崎さんは言葉で伝えるのは難しいとおっしゃいますが、仕事に向かうその姿勢からはたくさんのものが伝わっているのではないかと、思いました。小崎さんはいいスタッフを育てていらっしゃるなぁ。そして「この仕事が好きだ!」と躊躇することなく堂々と答える方に客として丁寧に扱ってもらえるのはなんという心地よさでしょう!

今日のお天気と同じような晴れやかな気分になりました。
# by m_alchemia | 2005-04-14 18:16 | 日々の想い

楊貴妃

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この桜は楊貴妃といいます。桂の父親であるパートナー(コオ)が桂の入学記念に桂と一緒に植えたものです。本当はソメイヨシノを植えたかったようなのですが、お店に売っていなかったのでこの木になりました。

桂と同じ小学校に彼が30年前に入学した頃は入学の記念に桜の苗木を配っていたそうです。おそらくそのためだろうとは思うのですが、このあたりは庭に桜が植わっている家が多くあります。それも皆、庭の隅や勝手口の横などの狭い所から木が生えていて、入学したときに何の気なしに植えたものが大きく育って枝葉を広げてしまった、というような生え方をしています。

彼も入学した当時、学校からいただいた桜の苗木をお父様と一緒に庭に植えたそう。そのお父様は中学の入学前に亡くなって、桜も10年ほど前に家を建て替えたときに切り倒すことになってしまったそうです。私が結婚したときには、もうこの家は新しくなっていましたので、私はその桜をみたことはないのですけれど、いったいどんな風に枝葉を広げていたのだろうと、ご近所の桜を見上げる時にふと思うことがあります。

我が家の楊貴妃は彼が父親として桂のために、そして自分のために植えた桜なのでしょう。大きく育ってほしいなぁと思っています。
# by m_alchemia | 2005-04-13 16:02 | 日々の想い

美保のひとりごと

夜、家族でファミレスで外食をすると、桂が「ああ~、食べたいものなんにもないなぁ~」と嫌そうにため息をつくことがある。人がこれから注文をしようと思っているときに、どうしてそんなことを言うんだろう?って私はイライラして反応してしまう。我侭だとも思ってしまう。

昨日もそれを繰り返し、「だったら食べなくていいわよ」いいながら、ああ・・と思う。

寝るときになってふと思い立ち、桂に声をかけてみる。
「桂くん、もしかしたら家でご飯食べたかった?本当は外でご飯を食べるの好きじゃないんでしょ。なんでもいいから家でみんなでご飯を食べたかったんじゃない?」

「うん、僕外でご飯食べるとなんとなく疲れちゃうんだよ」

そうなんだろうな、と思う。私の方は食事を作るのは大変だし、献立で悩むよりは今、この仕事に集中したいと思うときがある。外で食べれば皆好きなものが食べられていいじゃない、などと勝手な理屈をつけるけれど、子供の桂にとってはそれがどんなものであれ母が作ったものを家族で囲んで食べ、食べ終わったらさっさと宿題を終わらせて、TVをみたり工作をしたり本を読んだりして、ほっとできる自分の時間を過ごしたいのだ。

自分が仕事モードになっているときのしわ寄せはたいがい桂にいく。桂もそれを承知で引き受けてくれようとしているところが私からも見えて、その自分の甘えがもう少し、もう少しと度が過ぎてしまうことが、残念だけれどよくあるのだ。

今日は夕飯にハンバーグを作ることにした。そして家にいるから鍵をもって学校に行かなくてもいいよ、と桂に言う。桂はちょっとほっとしたような顔で学校に行った。

ごめんね、桂くん。愛してる。
# by m_alchemia | 2005-04-12 13:55 | 日々の想い

大地の抱擁

earth-embracement の真木さんのセッションルームにお邪魔しました。真木さんは才媛でとてもチャーミングな方です。フラワーエッセンスのセッションや研究会をなさっています。素晴らしい語学センスをお持ちなので、日本語しか分からない私にはうらやましい限りです。真木さんはフラワーエッセンスやヒーリングに携わる中で、ご自分の中に哲学的な確固たるものを持ちたいと話してくださいましたが、そのことに大変共感し、私自身ももっと勉強を深めていこうと思いを強くしました。

真木さんにタロットを展開させていただいていつも感心することは、逆向きのカードがほとんど出てこないことなのです。それはご自身が無理をせず、直感を大切に素直に道を歩んでいらっしゃるからなのでしょう。

近いうちにお引越しをされてセッションルームも新しくなるということでした。楽しみです。今日は寒い一日でしたが、あたたかいお茶とおいしい稲毛海岸のクッキーと、エネルギーのおすそ分けをいただいて、ほかほかしたお時間を過ごさせていただきました。真木さんありがとうございました。

earth-embracement ~大地の抱擁 真木さんのHP
http://www.earth-embracement.jp/
# by m_alchemia | 2005-04-11 21:06 | 日々の想い

花のように

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週明けからお天気が崩れると聞き、青空を背景に桜をおさめたくて仕事前に寄り道をして写真を撮りました。夕方には雨が降ってきましたので、あわただしかったけれどもいい選択だったと自己満足。本格的な花見がまだできていないので、この桜はご近所で。でもどの桜でもやはり桜は美しい。はらりはらりと、舞い散る姿に風情があります。
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懐かしい方からメールをいただきました。

(Kさんからのメール)
桜の咲くこの時期、たくさんの草花を目にする機会も多く、自然の強さや又優しさに触れたりしています。先日は 家のベランダの外のちょっとした広場に保育園の子供たちがお散歩にやってきました。
「先生~ タンポポ~~♪」と叫ぶ子供たちの声がワイワイと聞こえ、しばらくすると お散歩の子供たちは去っていきましたが、なんと あとかたもなくタンポポの花が摘み取られていたのです。
あらら・・・と思っていましたが、次の日 太陽に向かってタンポポの花は咲いているではありませんか!!タンポポは強いとは言いますが、ホントだなぁ~としみじみ感じてしまいました。

Kさんありがとうございました。
そうですね。タンポポは本当にたくましい。そして厳しい冬を越して後、柔らかな幻想を作り出す桜もまた、たくましい。私もまたタンポポのように桜のように、凛として咲きたいな、と思います。
# by m_alchemia | 2005-04-10 19:48 | 日々の想い