自我を形成するということ

昨日の記事にコメントをいただいて改めて思い出したのだけれども
ある人から言われたことがある。

肉体に病気や症状としてサインが出ている場合は
肉体だけをみるのではなくて感情(心)の部分も含めてみつめることによってそれを治していく必要がある。

そして感情に問題がある場合には自我の力をみつめることによってそれを治していく必要がある。

さらに自我の形成に問題がある場合には、これは一人で治していくのは難しいと。

自我の形成には他人の力が必要だ。
しかし母親とか恋人といったパートナーひとりではおそらく支えきれないだろうと思う。
それができるのはコミュニティの力だとその人は言った。

私は高校まではあまり友人がいなくて休みの日は大抵家にいた。
大学にはいってサークルの仲間をもち、仲間として受け入れられるということは
嬉しいものなのだなということを初めて実感したように思う。

社会に出たとき就職した塾講師は仕事としては大変だったけれども
本当にいい仲間に恵まれた。一生のパートナーにもそこで出会った。

けれども私が自ら仲間を意識して、強く求めたのは30歳を過ぎてからのことだった。
無意識ではあったが、自我の形成をする必要をその年になってようやく感じたのだと思う。

子育てサークルや公園のママ仲間、PTAの役員を通じての仲間の存在、
フラメンコやマンドリンアンサンブルを通じての年齢層の広がりのある趣味仲間。
そしてもちろん「やすらぎの部屋」。

いろいろな人間関係に巻き込まれて大変なこともいっぱいあったけれども
他人から大切にしてもらうという経験を通じて、
あるいはコミュニティを大切にしようという経験を通じて
私は感情にいちいち左右されなくなったし、
泣きわめいてパートナーを困らせることもなくなった。

コミュニティ。小さい単位では家族であろうが、それが難しい場合は
その本人を受け入れてくれるコミュニティ(仲間)の力というのはとても大きいように思う。
それもバーチャルではなくて、実際に触れ合うことのできる仲間だ。

コミュニティの中で自分を育て、そして今度はコミュニティの一員として
そのコミュニティを支えることでさらに自我を形成していく。

コミュニティに支えられているという思い。
コミュニティを支えようという思い。

自分を愛するとはどういうことかという問題は
集団の中にいてこそ磨かれていくものなのかもしれない。


*本日もお読みくださいましてありがとうございました。
 今日はお休みをいただいて中華街~元町を散策してきました。家族そろって出かけるのは久しぶりのことで、楽しかったです。(^^)
by m_alchemia | 2009-04-29 21:50 | 日々の想い