晴れ舞台

今日は午後の仕事のお休みをいただいて、桂のバイオリンの発表会を観にいった。2年前の演奏会の時はこれが最後になるかしら、と思ったことを思い出した。
2年間で17センチも背が伸びたので、バイオリンがふた周りくらい小さく見える。

この1年くらい桂は自宅でバイオリンの音を全く出さない。週に一度レッスンに行ったときにだけ練習をしているのではないかと思う。どんな演奏をしてくれるのか期待もあり、不安もあり、なので「どんな演奏でもいいけれど、先生の顔をつぶすような演奏だけはやめなさい」などとつまらない口ぞえをして桂を若干、不機嫌にさせたりもした。

演奏してくれたのはエルガーの「愛のあいさつ」である。
桂がバイオリンを習い始めた小5の頃、私が弾いてほしいなぁ・・と言ったのを覚えいたと言ってくれた。もっとも候補曲の中に知っているのがそれしかなかったとも言っていたが。(^^;)

本人はいまいち、と言っていたけれど、素敵な演奏でした♪

子供の発表会はほとんどが幼稚園前から小学校2,3年くらいだ。ピアノ、バイオリン、フルート、オカリナ・・・など。ドレスを着て、友達や家族から花束をもらっての、まだまだ「ごっこ遊び」に近い。

その後の年齢になるといろいろと忙しくもなるし、続けていれば曲も難しくなって日々練習をしないと上達しないし、上達しなければ楽しくもなくなってやめてしまう子供たちも多いのだろうと思う。

私は小学一年の時にピアノを習い始めて、高校2,3年まで近所の先生のところに通っていた。最後は休みがちであったけれども、自分がようやくクラシックのピアノ曲らしいものを弾けるようになったと感じたのは中学2年のときだった。その頃にショパンのワルツやバッハなどを弾いていたように思う。バッハの平均律まではいくつかでも弾いておけばよかったと、たまにだがそんなことも思ったりする。

私も今の桂と全く同じで、家で練習するのが面倒で(でも、私は練習していたぞ!)習っているときはとりわけ楽しいと感じたことはなかったように思う。

それでも約10年という間、週に1度のレッスンを続けてきたことで得たものが実はたくさんあったのだということが大人になってからよく分かった。音楽で身を立てなくても、長い年月をかけて音楽に触れ続けるというのはとても素敵な経験を両親にさせてもらったと思っている。また、そういう状況の中に生まれ、育ってこられたことに今は本当に感謝している。

今日聴かせてもらった小さな子供たちができればずっと、欲を言えば楽しんでピアノやバイオリンを弾き続けていってほしいな、また弾き続けられるような平和な世の中であり続けてほしいな、とそんな気持ちで聴かせていただいた。

発表会はえらく疲れたというその帰り道、桂にバイオリンを習ってよかった?と尋ねると素直に「うん」という。あわただしい生活ではあるけれど、教室に通うことが何か心を和らげるものになっているのだろう。

そういうわけで今日は家でお疲れさまパーティーをした。発表会の帰りにケーキを買って桂の好物のグリーンピースご飯をたいて。(^^)

お疲れさま~♪
by m_alchemia | 2009-04-19 21:39 | 日々の想い