あの日あの時

昨日はギター教室のことをなんだか恨みがましく言うような感じになってしまったが、実際にはある出会いがあったことによってあの半年間はとても大きなものとなった。

その出会いとはギターである。

年に数回、その教室にはギター屋さんが数種類のギターを持ってきて自由に弾かせてくれた。いずれもプロが使うような高価な代物だが、パイン材のドイツ製のギターは音がかっちりとしていてバロックを弾くと綺麗だろうなぁとか思いながら触ったり・・・(^^)。

私は半年しかその教室にいなかったので、その機会はたった一度であったが、そこで出会ったホセ・オリベというギターの甘い音色に一瞬で魅せられてしまい、そのギターが今私の手元にあるギターである。滅多に衝動買いなどしない私には人生そうない体験だった。

当時私はYAMAHAの5万円のクラシックギターを弾いていたが、それも大学4年間の練習の成果かかなり音がなるようになっていて、先生からは10万円でも売れるかも(!)といわれるぐらいの音色になっていたのだけれど、それを簡単に手放そうと思ったくらいの出会いだった。

ぽ~ん、とはじいただけで心地よい。もう大満足。(^^)そのせいもあって、私はますます難しい曲にチャレンジすることがなくなった。それよりも簡単かつ綺麗な曲でギターを響かせることを楽しみたいと思うようになったからだ。

それからほぼ20年たつのだが、私が今でもギターとの縁が続いているのは、手元にこのギターがあるからだ。かつての大学のサークル仲間がほとんどギターから離れてしまったことを考えれば、私に生涯に渡るであろうギターという彩を添えるきっかけを与えてくれたのは、あの半年間のギター教室であり、ホセオリベのギターだった。

出会いというのはどこで起こるのか本当に分からないけれど
振り返ってみたときに分かるその意味はじつに大きいなぁと思う。

今日出合った人、できごと、一言が未来の私をどこかで作っている、ということ。
そう思うと一つ一つがとても愛しく感じられてくる。


*本日もお読みくださってありがとうございます♪ 部屋の大掃除が無事終わり、快適な環境で4月を迎えられそうです。(^^)
by m_alchemia | 2009-03-31 15:33 | 日々の想い