中学生が思うこと

桂が新聞の記事に腹を立てている。

昨日の産経新聞にあった記事で・・・日本の中高生「疲れている」 という見出し。

「日本の中高生が学校や自宅、塾で一日に勉強する時間は平均8時間。これに対し、中国では約14時間、韓国は約10時間と大きな差がでた。・・・同研究所では中韓と比べて、勉強もしていないのに弱音をはいている現在の子供たちの姿がはっきりとみえた。甘えの気持ちが強いのではないか、と分析している。」

人一倍プライドが高い彼が、この記事で自分を批難されたように
感じて感情的になるのはさておき、
この記事に関してどんなことに一番腹が立つ?と聞いてみた。

「だってさ、こんな記事書いて中学生が勉強するようになると思う?全然逆効果でしょ。それにさぁ、疲れているのは先生のつまらない言葉や学校の規則についてで、別に勉強のせいじゃないし。」

話していても、怒りはちっともおさまらないらしい。
けれど、私も同感だったのは、これら新聞の記事の意図が全くみえないことだ。
なんのためにこのアンケートがあって、どういう意図があってこれが記事になっているのか。

「となりの家の〇〇くんはすごい勉強しているらしいじゃない。あなたはどうなのよ。甘えているんじゃないわよ」といわれて、がむしゃらに勉強する奴なんていない、本当に日本の子供に勉強をさせたいのなら、こんな記事を書くべきじゃない。いったい、中高生をどうしたいと思っているのか分からない。というのは桂の論理なのだが、その点では本当にその通りだと思った。

このことに限らず、日常にはその意図が明確ではないままに情報が一人歩きすることが頻繁にある。不景気に関するニュースもしかり、だからどうしていこうという部分が全く見えないままにただ不安と不満だけが膨らんでいく。

それは自分の一つ一つの行動についても全く同じことが言える。
今、自分がやろうとしていることの「意図」は何なのか。
「何のために」という意図が明確にされていると、ものごとの優先順位と、
エネルギーのかけ方の程度が明確になる。

ちなみに同じ記事にあったアンケートで「自分はダメな人間だと思う」と答えた日本人の中学生が50%となっていたことに関しても、私は桂に聞いてみた。

「うん、僕もそう思うよ。だって、そうでしょ。今の段階で完璧だったらこれから大人になるのにどうするの?」

はぁ。。。「まだまだ未熟、だから今の自分はダメなんだ。これからもっと成長していかなきゃ、普通そう思うんじゃないの?」と、桂はいう。これはいかにも、彼らしい個性が反映された意見なのだが、アンケートの意図をどうとるか。それもお国柄と時代、なのだろうか。
まあ、いずれにしてもいつの時代も問題なのは子供ではなくて、大人の方だと私は思っているのだが。
by m_alchemia | 2009-02-26 23:14 | 日々の想い