素直な自分でいたい

今日は下北沢に「四分の一の奇蹟」という映画を見に行きました。

「本当のことだから」という本の著者である山元加津子さんを中心に据えたドキュメンタリー映画です。
山元さんは養護学校の先生をしていらっしゃって、休日には子供たちのことを知らせるために
数多くの講演会をおこない、また執筆をされています。

私はこの山元さんの本を読む中で
ハンディキャップをもつ子供たちのことはもちろんなのですが
この山元さんの素直さに何度も感動しています。

それからずっとハートをオープンにするということや、素直であるということは
どういうことなんだろうと考えつづけています。

本にあった中でとても印象的な部分があります。
ある講演会に行ったときに、高校の先生から質問があったと書かれていました。
障害者の教育に力を入れることもいいけれども、
そのために普通の学校に通っている子供たち・・今後社会を背負っていく彼らの教育に
お金がかけられないという事実をどう思うか、という質問です。

たぶんいろいろなことを感じ、考えたと思うのですが
そのときに著者である山元さんは
「ああ、この先生は私と同じだなぁ」と思ったとありました。

この先生も、私と同じ、自分の生徒を愛しているんだなぁ。。。

この人はいわゆる障害や病気によって社会的に弱い立場にある人やその家族とともにいる。
それゆえに理不尽さ、怒り、悔しさを味わうことも多いだろうと思うのです。
けれども、怒りをぶつける暇とエネルギーがあるのなら
その分、人を愛するということに使うという人なのだと思いました。

徹底的に人を愛する。素直に人を愛する。理解しようとする。
こういう人が世の中にいるんだなぁと思いました。

素直であることは、とても強いことなのだと
教えてもらったように思います。

それを知って、どこか自分の心が泣き疲れたあとのような
虚脱感とすがすがしさがあります。

本と映画を通じてではありますが、出合えたことに心から感謝しています。
by m_alchemia | 2009-02-20 23:31 | 日々の想い