知っていそうで知らないこと

子供が「塾の先生が最近とても厳しくなった」という。
どんな風に?ときくと
「例えば、国語の先生は漢字のミニテストで一問間違えただけですごく怒るんだよ。おまえら、3年になったら漢字の勉強なんてする暇はないんだぞ!とか、言ってる。でもそんなに怒んなくてもいいんじゃない?ってかんじ・・」

まあね、そりゃそうでしょう。塾の先生方は3年生の受験の追い込みがそろそろ始まっているんだから。当然、その緊張感をあなたたちのクラスにだって持ち込んでくるでしょう、といったら、そういうことにはぜんぜん思い当たらなかったらしく、そのあたりがやはり中学生なのだなと思ったりする。

まあ、確かに怒ることではないかもしれないが、しかし範囲の決まっているミニテストで確実に満点をとるということはすごく大事なことだ。普通にやれば絶対に落とさないものは確実にこなすという姿勢は仕事をするにあたっても大きくものをいう。

大人になって差が出る部分というのは個人の才能の部分とは限らない。
「当たり前の部分を当たり前にできるかどうか」ということと
「誰でもできることだが、誰でもやっているわけでもないことを如何にしてやるか」という2点だけをとっても人生に大きな違いが出る。

だからたかがミニテストというなかれ。8の仕事を10の力でやるくらいがちょうどいいよ、という話をした。

同じようなことは他にもある。

「あのね、『とにかく頑張る』とか、『いけるところまでやる』とか、『いい点を取る』とかいうのは目標とは言わないの。目標はいつまでに、とか何点とか何位とかきちんと数字できめないと意味がないのよ」

「え?そうなの??そんなこと知らなかったよ。誰も教えてくれなかったもん。」・・・そうだよね。確かに言ったことはなかったね。(^^;)

目標の設定と目的を明確に持つことはとても大事。優勝を目指して3位になることはあっても、3位を目指して練習していたら、優勝できたということはまず有り得ない。

だからこそ目標と目的は明確な方がいいし、それには数字を掲げるのが一番いい。

子供の勉強につきあっているといっても、私がやっているのはまだまだそんなところだ。でもそういう話をきちんとしている。せっかくなら、学校を卒業した後でも意味があることを伝えたいと思っているから。
by m_alchemia | 2008-11-18 21:21 | 日々の想い