ヒーリングの条件

ドラセナが咲き続けているのでもう少し。(笑)
先日セッションにお越しくださったAさんがタイミングよく女性性のお話を持ってきてくださった。
「ある人に母性と女性性とは違うんだよ。母性というのは女性性の一部分に過ぎないんだよって言われたんです」

母性と女性性というのは日常でよく混同される。いわゆる聖母マリアやマザーテレサ的な愛は女性性からくるのではなく母性からくる、と私は思っている。

「それでその人に、最近育児をしていてほとんど着るものにかまわないんですけど、スカートはいたりおしゃれをした方がいいのだろうかっていったら、いやそういう意味だけじゃなくってねと言われちゃいました。(笑)」

当然のことながらセクシュアリティーというのも女性性の一部分に過ぎないだろう。

「それから、女性性っていうのは受容性を意味するから女性性をを否定していると受け取るもの、つまりギフトも入りづらくなるんですよ、って。私が経済的にあまり豊かでないのはそのせいなんでしょうか?」

子供の頃から私たちは「自分のことは自分でやるのが正しい」と教育を受けてきているので人に何かを頼まなければならない状況に身をおいたときに罪悪感を感じるときがある。Aさんも同じように人には頼まず自分のことは自分でやる、そしてやるからにはきちんと整えてからやらなければと思うタイプの方だった。私はAさんに1つ尋ねたいことがあった。

「おそらく誰かに「頼る」「依存する」という言葉をあまり心地よいものと感じていないと思いますが、それを体が抵抗しない何か別の言葉に置き換えることができますか?」

Aさんはしばらく考えてから、それを「信頼する」という言葉に置き換えてくださった。この言葉なら相手と自分が対等で、罪悪感をもたずにすむという。

夜になって私だったらどんな言葉に置き換えるだろうと考えてみた。「ゆだねる」という言葉が思い浮かんだ。「ゆだねる」は「委ねる」と書く。下に「女」がついた。

女性性とは「流れに身を委ね、流れてきたものを受け取る」感覚をももちろん含むのだろうと思う。そして受容性はヒーリングをする側にとってもされる側にとっても最も必要な条件の一つであると思うのだ。
by m_alchemia | 2005-05-18 14:32 | 日々の想い