母の日

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1日3回として1年で1000回、10年で10000回、
20年で20000回。
母が私に作ってくれた食事の回数である。私は結婚するまで自宅にいたので、もう少し多い回数になる。

私が母にしてもらったことはそれ以外にもたくさんある。それに対して私が母にしてあげたこと、それを思い出そうとしていた。

私は親の言うことはよく聞いた方だと思っており、勉強をしなさいといわれれば勉強をし、早く寝なさいといわれれば早く寝た。両親のためにいい子であった、と思っていた。

しかし実際に私が母にしてあげたことというのは、夕食後の食器を洗ったり、頼まれた牛乳を買いに行ったり、石油ストーブの灯油を入れたり、それ以外には肩たたき券をプレゼントしたり、数年に一度母の日に思いついたようにカーネーションを贈ったりしただけだった。

そのことを知って愕然とした。してもらったことはいくらでも出てくるのに。自分が母にしたことというのは考えても一向に出てこないのである。

一家を支えてくれていた父に対してはもっと少なく、肩たたき券すら渡したことがない。せいぜいタバコを買いにいくとか、インスタントのコーヒーを父が休みの日に入れてあげたとか、TVのチャンネルを父の代わりに回してあげたくらいのものである。

まいったなぁ・・・というのが今の正直な気持ちだ。

親のいうことをよく聞く子供を自覚してこれまできたが、それでも迷惑を全くかけてこなかったかというとそうでもなく、病気で入院したこともあるし、気管支炎もしょっちゅう起こしていた。お金がない中で習い事もさせてもらったし、帰りが遅くなって心配をかけたりもした。

そんなことに気づいていたにもかかわらず、今年の母の日も仕事にかまけてヒノキの入浴剤を送っただけで終わってしまった。

そしてそんな私は桂からカーネーションをもらった。一日仕事で家をあけていたにもかかわらず、である。

今年の母の日は本当に「ごめんなさい。ありがとう♪」の一日となった。

(写真は小淵沢リソナーレ。チューリップの花びらを綺麗に並べて模様をつくってありました♪)
by m_alchemia | 2007-05-14 21:38 | 日々の想い