宝を見つけるには・・
2007年 02月 02日
今、O.メリングの「歌う石」というファンタジーを読んでいる。
自分たちが探さなければならない宝物のありかについて老賢人のような人物に問いかけるという場面がある。
「では、わたしたち、どうやってそれを見つければいいのですか。」
「それは教えられぬ。行き当たりばったりに探すのじゃな。しかし、一つだけ教えておこう。そなたらが真心をもって求めれば、そう、真実に対する直感をもって求めれば、宝のほうがそなたらをみいだすであろう」
宝の方が自分を見つけてくれる。最近、この言葉が私を力づけてくれることは多い。宝は決して隠れてはいない。自分が出て行って、そして見つけてもらえばいいのだ。
メリングのこのシリーズのファンタジーはケルト文化を下敷きにして書かれていて、魂に触れるかのような文章との出会いがままある。ゲド戦記などもそうだけれど、ファンタジーは子供のものだけにしておくのは本当にもったいないなぁ・・と感じる。
老人の別れ際の言葉。
「そなたは自分の心の力を受け入れた。それは貴重な才能で、もっと広い使いみちがある。それを使うのを恐れではならぬ」
自分と主人公がいつのまにか重なって私はケルトの地を、ドルイドの世界を旅している。
自分たちが探さなければならない宝物のありかについて老賢人のような人物に問いかけるという場面がある。
「では、わたしたち、どうやってそれを見つければいいのですか。」
「それは教えられぬ。行き当たりばったりに探すのじゃな。しかし、一つだけ教えておこう。そなたらが真心をもって求めれば、そう、真実に対する直感をもって求めれば、宝のほうがそなたらをみいだすであろう」
宝の方が自分を見つけてくれる。最近、この言葉が私を力づけてくれることは多い。宝は決して隠れてはいない。自分が出て行って、そして見つけてもらえばいいのだ。
メリングのこのシリーズのファンタジーはケルト文化を下敷きにして書かれていて、魂に触れるかのような文章との出会いがままある。ゲド戦記などもそうだけれど、ファンタジーは子供のものだけにしておくのは本当にもったいないなぁ・・と感じる。
老人の別れ際の言葉。
「そなたは自分の心の力を受け入れた。それは貴重な才能で、もっと広い使いみちがある。それを使うのを恐れではならぬ」
自分と主人公がいつのまにか重なって私はケルトの地を、ドルイドの世界を旅している。
by m_alchemia
| 2007-02-02 23:18
| 日々の想い