秋空

先日の嵐のあとの満月は綺麗だった。昨日、富士山に雪が積もったというニュースを聞いたので、家の窓をあけてみるとくっきりとした富士山の頂に雪の冠がかかっていた。秋の空は青く澄んで高い。

ニュースといえばアーミッシュの襲撃事件(米東部ペンシルベニア州でキリスト教の一派アーミッシュ運営の学校が襲撃された事件)で、なくなった女の子が年下の子どもを逃がそうと、「自分を先に撃って」と犯人の男性に訴えたという記事が載っていた。

この事件では5人の子供たちがなくなったが、暴力を否定するアーミッシュの人たちは犯人(後に自殺)の奥さんを抱擁し、お葬式にも迎え入れたと書いてあった。

痛ましい事件だが、アーミッシュの人たちの悲しみを超えた強さがまた胸を打つ。

私は「シンプルという贈り物」というアーミッシュの生活を映し出した美しい写真集が大好きで、心も体も疲れきったときに1ページ1ページを大切にめくる。

写真に映し出される澄んだ空がまるで彼らの心であるかのようだ。けれど悲しみは決して空の青さに溶け込んではいくまい。
by m_alchemia | 2006-10-09 19:37 | 日々の想い