夜の香

d0011725_21405999.jpg先週末に伊豆高原へ家族で出かけました。小室山公園のつつじは約10万本、行ったときはまだ半分ほどしか咲いていませんでしたが、GWには今年も満開になるでしょう。それはそれは綺麗を通り越して迫力満点です。

桂と二人で花を摘んで蜜を吸いました。「甘いね~!」蜜と共につつじの香りが鼻の奥までとどいてくすぐったい感じがしました。花と遊ぶ。この感覚がとても好きです。

先日赤坂オフィスからの帰りの夜道を歩いていますと、つつじの甘い香りが住宅地の間を濃厚に漂っていてなんとも幻想的な気持ちにさせられました。昼間も同じ道を通っていますのに、不思議なことです。

子供の頃、妹とふたりで夏の夜に窓を開けて草の匂いを嗅ぐことが大好きでした。部屋の窓から首を出して二人で思い切り鼻から息を吸うのです。あの時もやはり夜でなければ嗅ぐことができなかったものでした。

夜になると植物たちは香りが強くなるのでしょうか。それとも昼間の喧騒が去ったときに私たちの意識がそちらに向くのでしょうか。いずれにしましても、私の一日の終わりをねぎらってくれるかのような自然のやさしさを感じ、大地に抱かれているような幸せを感じるひとときなのです。
by m_alchemia | 2005-04-26 22:05 | 日々の想い