ギフトの受け手として

今年は年明けから家族や身内がなくなったという方のセッションが続いている。セッションの一大テーマとなっているかのようだ。

それと同時に「結局私はひとりなんだ」という孤独感とどう向き合っていくかということが話題に上ることが非常に多いこの数ヶ月でもある。

私はよく「夫婦でこういう仕事ができていいですね」と言われることが多い。確かにその通りでその恵まれた状況に感謝しているけれども、たとえ二人で仕事をしていても個々の内的な旅はやはり孤独で地道な作業であることには変わりはないし、いつでも燦々と光輝いているわけでもない。

結局のところ孤独を受け入れる気持ちがしっかりと固まるかどうかが人生におけるとても重要な点になるのかもしれない。

亡くなる人は一人で旅に出る。その人が旅に出る際に最期にくれるギフトは強烈な愛に包まれたメッセージとして私たち一人一人のもとに届く。私はその受け取ったギフトを今後どう生かし、どう還元していかれるのだろう。今年はそんなことばかりを考えていた。

帰宅したら、大学時代の知人の奥様がなくなったという連絡がきた。小さいお子さんを二人残して、ということだった。

何よりも私自身が「おまえはどう生きていくつもりなのか」と真正面から問われている。そんな気がしている。
by m_alchemia | 2006-05-25 22:21 | 日々の想い