楊貴妃

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この桜は楊貴妃といいます。桂の父親であるパートナー(コオ)が桂の入学記念に桂と一緒に植えたものです。本当はソメイヨシノを植えたかったようなのですが、お店に売っていなかったのでこの木になりました。

桂と同じ小学校に彼が30年前に入学した頃は入学の記念に桜の苗木を配っていたそうです。おそらくそのためだろうとは思うのですが、このあたりは庭に桜が植わっている家が多くあります。それも皆、庭の隅や勝手口の横などの狭い所から木が生えていて、入学したときに何の気なしに植えたものが大きく育って枝葉を広げてしまった、というような生え方をしています。

彼も入学した当時、学校からいただいた桜の苗木をお父様と一緒に庭に植えたそう。そのお父様は中学の入学前に亡くなって、桜も10年ほど前に家を建て替えたときに切り倒すことになってしまったそうです。私が結婚したときには、もうこの家は新しくなっていましたので、私はその桜をみたことはないのですけれど、いったいどんな風に枝葉を広げていたのだろうと、ご近所の桜を見上げる時にふと思うことがあります。

我が家の楊貴妃は彼が父親として桂のために、そして自分のために植えた桜なのでしょう。大きく育ってほしいなぁと思っています。
by m_alchemia | 2005-04-13 16:02 | 日々の想い