ビビアンをみていて思ったこと。

桂が札幌へ行ってから、夜になるとスカイプで話をする
という日々が続いています。

便利になったものだなぁ、とつくづく思う今日この頃。

入学式はどうだった?とか
今日は何食べた?とか
そんなたわいない会話を楽しんでいます。

本人の表情も部屋の様子も画像で見えるので
なんだかこれまでとあまり変わらないような感じがしています。

が、しかし。

我が家のペットであるビビアンは桂が分かりません。

PC画面上でどんなに桂が手を振ろうが、「ビビ~!」と叫ぼうが、
PC画面をビビアンの目の前に持っていって
桂を分からせようとしても全く反応を示しません。

不思議なくらいビビアンには桂が分からない。
耳をピクリと動かすこともしません。

そんなビビアンを見ていると
ああ、これは現実ではない、バーチャルな世界なんだな、と思うのです。

この場合、ビビアンにとっては実在するものとは
匂いや温度や湿度を含んだ気配があるもので
そうでないものは存在していることにはならないようです。

そのことを思った時、私を含めた人間は
本来は存在していない、ただ情報だけのものを
いかにそこにあるものだと信じて生きているのだろうかと思いました。

本来そこにはないものを、あると思って生きている。

そして遠くに離れていて会えない人とソーシャルネットワークで
つながることはとても便利だけれども、

直接会って話せる関係を、メールで済ませるとか
電話で済ませるということはやはり考えなければならないことだな、と
ビビアンをみていて思いました。

直接その人の声を聞くこと。(通信機器を介してでなく)
直接その人に会って、存在を感じること。

その大切さを忘れずにいようと思います。

人と繋がっているつもりにならないように。
いつもそばにいてくれる人の存在を忘れることのないように。
by m_alchemia | 2013-04-06 21:35 | 日々の想い