美保のひとりごと

夜、家族でファミレスで外食をすると、桂が「ああ~、食べたいものなんにもないなぁ~」と嫌そうにため息をつくことがある。人がこれから注文をしようと思っているときに、どうしてそんなことを言うんだろう?って私はイライラして反応してしまう。我侭だとも思ってしまう。

昨日もそれを繰り返し、「だったら食べなくていいわよ」いいながら、ああ・・と思う。

寝るときになってふと思い立ち、桂に声をかけてみる。
「桂くん、もしかしたら家でご飯食べたかった?本当は外でご飯を食べるの好きじゃないんでしょ。なんでもいいから家でみんなでご飯を食べたかったんじゃない?」

「うん、僕外でご飯食べるとなんとなく疲れちゃうんだよ」

そうなんだろうな、と思う。私の方は食事を作るのは大変だし、献立で悩むよりは今、この仕事に集中したいと思うときがある。外で食べれば皆好きなものが食べられていいじゃない、などと勝手な理屈をつけるけれど、子供の桂にとってはそれがどんなものであれ母が作ったものを家族で囲んで食べ、食べ終わったらさっさと宿題を終わらせて、TVをみたり工作をしたり本を読んだりして、ほっとできる自分の時間を過ごしたいのだ。

自分が仕事モードになっているときのしわ寄せはたいがい桂にいく。桂もそれを承知で引き受けてくれようとしているところが私からも見えて、その自分の甘えがもう少し、もう少しと度が過ぎてしまうことが、残念だけれどよくあるのだ。

今日は夕飯にハンバーグを作ることにした。そして家にいるから鍵をもって学校に行かなくてもいいよ、と桂に言う。桂はちょっとほっとしたような顔で学校に行った。

ごめんね、桂くん。愛してる。
by m_alchemia | 2005-04-12 13:55 | 日々の想い