氷を育てる

ついに食べました!埜庵(のあん)のかき氷です。
彼と桂と3人で食べに行きました。
夏でもホットの紅茶を飲んでいる私が果たしてこの山盛りのかき氷を一人で食べきることができるのだろうか・・などはまったくの杞憂に終わりました。

いくら食べていても舌が冷たくて凍ってしまう感じや頭にキーンと来るかんじはありませんでした。氷ってこんなにおいしいものだったんだ~!という感動。いい意味で期待を裏切ってもらった感じです。

かき氷は長瀞(埼玉)の阿左美冷蔵の天然氷で作っているのですが、氷のことが「どっちの料理ショー」(録画)で流されていました。天然水で氷を作る。ただ単に凍らせるのではなく、半年以上の時間をかけて、氷と対話し、氷を育てるのだそうです。

番組のゲストの方がかき氷を食べて「口の中で奇跡が起こっている」といっていましたが、本当に不思議なことに氷なのにそんなに冷たさを感じないのです。

品のいい甘さのシロップがかかっていて、後味がさっぱりと心地よいかき氷でした。そしてそこで働いている人たちが氷と同じようにまろやかでした。

氷とはこういうもの、と思い込んでいたものが実は全く違い、完全な氷とはやらわかく、やさしいものだということを思い知らされました。私の周囲には「こういうもの」と思い込んでして、じつはそうではないものごとは意外に多いのかもしれません。非常に象徴的な体験でした。
by m_alchemia | 2005-09-02 23:37 | 日々の想い