仕事との向き合い方を考える

「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」 (福島正伸著 きこ書房)を読んでいました。

その中にある人気レストランのシェフからのお話ということでこんなことが書かれています。

 ・ ・ ・ ・
一人で、厨房で仕事をしている間はずっと集中していなければなりません。
でもそれが毎日できるのは、はっきりした理由があるからです。

それは、今作っている料理を召し上がっているお客様の笑顔が見えるんです。

そして、そのお客様が家に帰って、家族に今日の料理の自慢話を
してくださっている姿も見えます。

さらに、その話を聞いた家族が「私も連れて行ってほしい!」と
言っている姿も目に浮かびます。

その家族が友人で電話して、一緒に私のレストランに来る約束を
している姿も見えます。

そして、友達をたくさん連れて、お店にみんなが笑顔で
やってきてくださる姿が見えるのです。

・・・すべて妄想かもしれませんが、そう思うと今やっていることから
手を抜くことができなくなるんですよ。

どのように一回塩を振るかで、お店の未来、地域の未来、自分の未来が変わるという
感覚が必要なんです。


この最後の部分の「感覚」という言葉が最高に響きました。

そういう感覚は、無意識で仕事をしているときは忘れてしまう。

そういう感覚が持てる自分でいたいと素直に思えるような素敵な本でした。
by m_alchemia | 2012-07-15 19:40 | 日々の想い