大切なのに忘れること

私が尊敬し、かつ良き理解者でもある友人のEさんからメールをもらった。

 「最近、自分のしていることが果たして人の役に立っているのだろうか?
 自分のしていることはこれでいいのだろうか?
 そんな疑念をいだくことがあります。
 もっと、もっと、効果的なものを
 確信を持ってご提供できないだろうか?と。

 今はこれが精一杯なのだからこれでいい、そんな気持ちと、
 これではまだ足りない、そんな気持ち、
 入り交じってセッションをしています。」

少し前に記事にした美容師のKさんもそうだったけれど、皆、試行錯誤の中にいる。それに救われもする。私の心の中を読み取られたのかと思った。(苦笑)

私は友人に返事を書いた。

 「私がセッションで同じように迷う時やあせる時というのは「自分」がやろうとしているときなんですね。そうではなくて本当は神様や宇宙やなんでもいいのですがそういう存在が私を通して仕事をしているのだと思うのです。

 そのことを忘れると、私はこれでいいのかって不安になる。

 で、私がそうなったときにやらなきゃいけないのは「自分」がやるのではないということを思い出すことと神様が自分を使いやすいように自分という入れ物の状態を整えることなんです。

 自分の中のフィルターのつまりを少なくするっていうんでしょうか。
 そのために、私は部屋の掃除をしたり、映画を見たり、友人と
 ランチをしたり、早く寝たり、散歩したりします。
 とにかく何にも考えないようにして、フィルターのつまりをとることだけを
 考えていろんなことをします。」

書きながら、そうだったよねぇ・・と思っている。
私の日記、兼雑記帳にはこれと同じようなことが何度も何度も何度も繰り返し出てくる。そのくらい大切で、そのくらいよく忘れる。

そんなに大切なことなのに、なんで覚えていられないのだろう。
そう、あせりと不安がそれを忘れさせてしまうのだ。
分かっているのだけれど・・やれやれ。
by m_alchemia | 2005-08-15 23:31 | 日々の想い