ママが死んだら

今年もお盆を迎えた。入りである本日13日と明けの16日には必ずお墓参りに行くことになっているので、この2日間は遠出をしないと決めてある。

決めてはあるが、桂は今年八ヶ岳の友人のところに一昨日から出かけている。彼(コオ)が車で連れて行ったのだが、13日と16日の墓参りに自分だけ行かないことをずっと気にしていた。代わりにお参りしておいてあげるといったのだけれど、それでも気にしていたので出かける途中でお墓に立ち寄り自分だけ先に墓参りを済ませてから泊まりにいった。

墓地が車で30分ほどと近いこともあって、我が家ではお盆(入りと明け)、年の暮れ、父の命日、春と秋のお彼岸と年に6回のお墓参りが一家の年中行事となっていて、この時だけは仕事も遊びも予定も入れずに母も含め、皆でいくことになっている。

桂は生まれた時からこの墓参りを欠かしたことがない。
桂はお墓に向かって手を合わせているときに何を思っているのだろう。
桂はいくつになってもこうやってお墓に手を合わせにくるのだろうか。

桂が保育園に通っている頃
「ママが死んだら、僕がママのこと埋めてあげるからね」
と言ってくれたことがあった。

その時、自分が死んだ時に自分を埋めてくれる人がいるって、なんて幸せなことなんだろうと思ったことを今でも覚えている。

5歳だった桂のあたたかくも責任を負うことに誇りをもった目。
最高の愛の表現。
私の中にしまってある宝物ののような言葉である。
by m_alchemia | 2005-08-13 18:16 | 日々の想い