論理と象徴のあいだ

神聖幾何学は数学的には全くおかしいものなのだ、と聞いた。しかし実際にそれで多くの教会や寺院は何百年も建っている。

ミツバチはあの体と羽の大きさの割合では物理的にいって飛ぶことができないという。しかしミツバチは元気に堂々と空中を舞う。

機械的な数値にあわせた調律のハーモニーは非常に耳障りになる。すぐれた調律師は常に自分の耳をたよりに心地よい音階を探る。

数学的な論理体系と象徴体系は別個なものとして存在している。だから論理体系だけでものごとの説明を試みようとすると行き詰ってしまって、本質が見えなくなりますよ。とは先日タロット大学でいただいてきた言葉である。これはタロットに限らず、フラワーエッセンスに関しても、人間関係に関してもすべてにおいていえることだと思う。

本能と直感だけに頼るのではなく、あるいは論理だけにたよるのではなくその両方の手綱を手に持って世界を観察することを日々求められている。

私たちは学校や職場で論理的に考えることをたくさん学んできた。そしてその反動のように今度は自分の直感だけを頼りに生きることを自分に課して不安定になることも多い。

縦糸と横糸の両方を使って、人はそれぞれ個性という布を織る。
by m_alchemia | 2005-07-27 22:40 | 日々の想い