夏越の祓

今日6月30日は夏越の祓(なごしのはらえ)の日です。
大晦日の年越しの祓と共に、大祓いの日。今年前半の厄を落として残りの半年を健康に過ごすための神事ですね。昨日の内に大祓いのための人形(ひとがた)を家族分、神社に納めてまいりました。

思い返すと今年の初詣で引いたおみくじには

  「暑い寒いと嘆くも無駄よ、苦情を言わずに、にこにこと」

  暑い、寒いと不平を言うのは、神様の御心にそむく無駄事です。
  暑さに耐え、寒さをしのぎ、これに順応し、これを克服する方法を講じて、
  黙々と、にこにこと、朗らかにやっていきましょう。

と書いてあります。
私はこのおみくじを持って帰ってきていて、この半年に何度見直したことでしょう。

自然が為す業というのは、所詮人間ではどうにもできないものと思います。人間が自然を克服し、コントロールできるものという気持ちがあればあるほど、自然の活動は想定できるものという信念が生まれ、そしてゆえにあらゆる自然災害は人災だというような極端な考えにも至るように思います。想定できるという考えがなければ、「想定外」という言葉も生まれません。

幕末の頃に起こった大地震に際して、津波の甚大なる被害を受けても黙々と復興をする人々や、江戸の大火で1万人規模の死者が出た際でも1週間後にはバラックのような建物が立ち、商人が商売を始めている様子を、当時日本を訪れていた外国人が驚嘆と共に記述を残しています。
☆黄文雄著 『日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか』(徳間書店)

自然の起こす現象に対してあれこれというのは、神様の御心にそむく無駄事である、というのが古くからの日本人の考え方なのだなと思います。

どんな状況の中にあってもにこにこと、とはいかなくても、せめて不平を言わず黙々と乗り越えていきたいですし、いけるはずだ!だって日本人のDNA持ってるもん!!というところでしょうか。(^^)

今年前半の穢れを綺麗に祓っていただいて、後半も気持ち良くすごさせていただきたいと思っております。
by m_alchemia | 2011-06-30 15:51 | 日々の想い