「英国王のスピーチ」

何人かの知人に勧められて映画「英国王のスピーチ」を観に行きました。

良い作品だとは聞いていましたが、声を通して表現される言葉の持つ重みを
しみじみと感じました。

この「英国王」とは現在のエリザベス女王2世の父にあたる、ジョージ6世で、
ひどい吃音をもつジョージ6世が、風変りな言語療法士の助け得て障害を克服し、
第2次世界大戦開戦にあたり国内外の国民を勇気づける見事な戦争スピーチを
行っていく実話です。

ストーリーの中にはヒトラーの演説の場面も出てきますが、
力のあるスピーチというのは本当に多くの人の心を支えるし、
動かしていくものなのだと思いました。

映画「インディペンデンスデイ」に出てくる大統領の演説もカッコいいのですが、
今回はそれ以上にその内容に感動した、というのが、彼(コオ)と共通の感想です。

そして、よく、言葉の限界といいますか、感じていることをすべて言葉に表すのは
不可能だということを耳にする中で、私はいつの間にか「どうせ不可能なら・・・」というような
感じで発する言葉の重みを軽視してきたのではないだろうかと思い始めています。

いやいや、そんなことはない。
確かに限界はあるかもしれないけれど、私の場合は限界の遥か手前でやめているな、と。
もっと洗練された、もっと人の心に届く、そんな言葉や、話し方というものが
あるのではないかと、そんなことを思っています。

そしてジョージ6世に関して言えば、話せないからといって
職を変えることもできない。その与えられた運命の中で周囲の人に支えられながら
自身も国王として多くの国民を支えていく姿にいろいろなことを感じさせられました。

よく精神世界で言われるように「魂は全てを自分で設定して生まれてきた」のであれば
王になるために、あえて吃音になるということを設定して生まれてこなくてもよかったはず。

でも彼の魂は少なくともそれを選び、その苦悩と向き合った姿が現在でも英国の歴史に
刻まれる形で残っている・・・

いい映画でした。(^^)
ご紹介してくださいました皆さま、ありがとうございます♪
by m_alchemia | 2011-05-31 08:27 | 日々の想い