科学と芸術の融合

d0011725_21535474.jpg上野の芸大美術館で開催されている「植物画世界の至宝展」に行ってきました。イギリスのキュー王立植物園などが所蔵するコレクションで、英国王立園芸協会の創立200周年を記念してのものだそうです。

展示されていた植物画は、植物研究のために自然観察に基づいて描かれたルネサンス期のものから現代の芸術的観点の高いものまで年代的に並べられていて大変興味深いものでした。イギリスの植物に対する伝統をまた違った観点から触れることができるものでした。

説明書の中に「植物分野における科学と芸術の融合」という一節を見つけました。イギリスの精密な植物画は研究のために発達してきたもので、これらを描く植物画家たちは特に大航海時代には探検家と一緒に未知の土地へ出向き、いろいろな動植物を記録するという非常に重要な役割をもっていたということを知りました。それが研究という面からだけではなく、芸術という点でもまったく劣らない美しさをもつというのがとても素敵なことだと思いました。

じっくりみていたら何だか私も無性に花の絵を描いてみたくなってしまいました。いつも思うのですけれど、こういう丁寧な仕事にはいつも心をうたれ、感動します。
by m_alchemia | 2005-07-13 22:08 | 日々の想い