あけましておめでとうございます♪

昨日(6日)まで八ヶ岳の知人宅に在泊しておりまして、ご挨拶が遅くなりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、休暇の間久しぶりにゆっくり本を読みながら、
今年と、これからのことについていろいろ思いを馳せておりました。

今回深く自分の心に残っているお話は、「ウィーンフィルで使われている管楽器の修理は日本楽器でしかできない」ということでした。

名器といわれる金管楽器を顕微鏡でのぞくと金属の結晶が均一ではないそうです。機械で作ったものは全部同じ形にそろっているそうですが、それでは美しい音が出ない。名器といわれる楽器は結晶がみなバラバラで、そういう結晶がバラバラな金属を作って楽器の修理をするという技術を持っているのは日本楽器という会社しかないそうです。

これはすごいことだなぁと思いました。
すごいと思った点は2つあります。一つはその職人的な技術を日本が持っているということ。ウィーンフィルの名は私でも知っておりますが、日本楽器という会社を知っている人はほとんどいないでしょう。そういう見えない部分をずっと支えている、つまり職人を育て続けている会社がある。そのことについて日本人として非常に誇らしい気持ちになりました。その繊細な感性の同じDNAを日本人は皆持っているかもしれない。私も持っているかもしれない。
それは、やはり嬉しい気持ちになります。

もう一つは美しさを作っているのは「形がバラバラな結晶である」ということ。人間の社会や組織も、同じなのではないかと思ったのです。画一的に皆そろった形をしていても「名器」とならないように、チームや組織も一人ひとりが個性を持っているからこそ一つの美しい形を作れるのでないか、と。

もちろんバラバラであれば、どんな状況でも「名器」となるわけではないでしょう。そこに宇宙のしくみの偉大さがあるというか、面白さがあるというか、いろいろ考えていたらなんだかとても楽しくなってきました。

知るということの楽しさ、そして感動を、今年も存分に味わいたいと思っております。
今年も一年よろしくお願いいたします♪
by m_alchemia | 2011-01-07 22:19 | 日々の想い