厳しくない指揮者なんていらない

2011年1月スタートの17期フラワーエッセンス・Bachクラスの募集を開始しております。
日曜日クラスは満席(キャンセル待ち)、土曜日クラスは残席1名となっております。

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このところのあわただしさのもう一つの原因はマンドリンアンサンブルの指揮者が変わったことによる。7年サークルの一員として一緒にやってきた指揮者が仕事の都合でサークルを離れることになった。それによって外部から指揮者を呼んでお願いすることになったのだ。

この方はマンドリンアンサンブルを指揮するのは初めてで、でもありがたいことに湘南マンドリンを気に入ってくださっていて快く指揮を引き受けてくださった。その指揮者の元に初めて演奏するというのが先週だったのである。

指揮が変われば今まで慣れていた曲目もすべて風合いが変わる。曲の表情やテンポ、タイミング、息づかい全部が変わっていくので、不思議な感じがする。面白いものだなぁと思う。

その指揮者が最初のあいさつでこんなことをおっしゃった。

「僕はよく厳しい指揮者だと人から言われているようです。しかし、僕は厳しくない指揮者なんていらないと思っています。人格を否定するようなことはいいません。でもできるようになるまで何度でもいいます。

実際に気が強い人からは、だったらお前がやってみろ、と言われることもあります。でも僕は(すべての)楽器は弾けません。僕は指揮しかできないから指揮者を専門でやっているのです。そして皆さんはそれぞれの楽器が弾けるのでそれを専門でやっている。ですから、できるようになるまで練習をしてください。

僕も含めプロでない社会人は遊びとして音楽をやっています。遊びは一生懸命やらないと面白くないんです。ですから一生懸命やってください。できないところがあってもいいと思わないで。できないところがあっても喜びはありますが、それはそこまでの喜びなんです。

できるようになったら、それを超えた喜びがそこにはあります。

要はとにかく最後まであきらめないでやってほしい、と僕が言いたいのはそれだけです」

とても穏やかな口調で語ってくださった。この人が創り上げたい音楽というものに今はとても興味があり、そしてそれにメンバーがどうこたえていくのか、それを楽しみにしている。

他人ごとではなく、私も来年度はもう少しギターを練習する時間を上手に作らないといけない、ということが話を聞いていてよく分かった。(^^;)ともかく指揮者がいうように社会人の遊びとして真剣に音楽に向き合える場所が自分にあるというのは本当に幸せなことだなぁと思っている。

フラメンコも私にとっては一つの「アンサンブル」の場だ。昨日は歌とギターと踊り手で最終的な確認をしたけれども、フラメンコでは踊り手が指揮者の役割を果たす。踊りながら(踊りで)歌とギターに指示を出していく。振りも足のステップも全部「楽器」だ。

うまくいかないところ、全員の気が合わないところがたくさんあった。

「できないところがあってもいいと思わないで」

「最後まであきらめないで」

マンドリン指揮者の言葉が胸に響いている。


ただの‘遊び’ではあるけれども、今たくさんの学びを得ています。




*本日もお読みくださいましてありがとうございました♪
by m_alchemia | 2010-11-03 10:40 | 日々の想い