変化のスピードを受け入れる

気がついたら10月でした。
9月は本当に早かった。。あっという間の一ヶ月でした。

今日は少し面白い発見をしました。
スーパーで買い物をしている時のことです。時間がない中で急いでかごに商品を入れておりまして、値段を勘違いしていたことにレジでお金を払う時になって気がつきました。数十円のことですので、金額的には大したことではないのですが、その時に私が咄嗟に思ったことがあります。それは「急いでいたから間違えたんだ。もっとゆっくり落ち着いて行動しないと・・・」ということでした。

面白かったのはその後で、「いやそうじゃない・・何かごまかしているよね」という「声」が自分の内から聞こえてきたことです。

「声」の意味をよく考えてみました。そして結局私は間違えたことを「急いだ」せいにしている、ということに気がつきました。

急いだから間違えた。だからゆっくり行動しないといけない。

でも「間違えた」ことと「急いだ」ことは本当は何の関係もないことなのです。
「急いで」行動しても「間違えない」こともありますし、「ゆっくり」行っても間違えることもたくさんあるのですから。。。

要するに私は日常がスピードを増していくことを怖がっているのだと思いました。

「スピードを出すと危ないよ。だからゆっくり行きなさい。」

私の中にいる誰かがそうささやいて、私がどんどん前に進んでいこうとするのをやめさたがっているように感じます。私は変化していくのを強く求めながらも、どこかでとても怖がっているのだと思いました。

「だからゆっくりゆっくり行きなさい。急ぐと間違えるよ。」

子供のころからいろいろなところで言われてきました。ゆっくり計算すれば間違えない。ゆっくり読めば間違えない。ゆっくりやればミスをしない。。。

日常がどんどんスピードを増していき、決断を迫られることや、処理しなければならないことが増えていく中では「急ぐと間違える」という思い込みは必要ないものだと思いました。

スピードを増しても集中さえできていればミスはしなくてすむのものです。私は自分にそう言い聞かせることにしました。
そして私は変化や生活のスピードが増していく恐れを手放していこうと思っています。(^^)


*本日もお読みくださいましてありがとうございました。
by m_alchemia | 2010-10-02 20:45 | 日々の想い