翼をください
2005年 07月 05日
久しぶりの晴れ間を見てほっとしている朝である。
我が家のほぼ目の前に立っている小学校の体育館から子供たちの歌声が夏のさわやかな風にのって聞こえてくる。そういえば今日は音楽朝会があると言っていたのを思い出した。
♪この大空に翼を広げ 飛んでゆきたいよ~
子供たちの声は合唱団の美しいそれとは違って、どこまでも大声で元気よくどこまでも伸びやかで、何より希望を感じさせる。
家の窓拭きの手を止めながら聞き入っていた。
♪悲しみのない 自由な空へ
翼はためかせ ゆきたい
私が小学生の頃にも音楽の時間に歌っていた。私はいつも2部合唱の低音パートを歌っていたなぁ。体育館のピアノと一緒に少し口ずさんでみた。
あの頃はなんだか真っ直ぐすぎたこの歌詞がどうにも好きになれずにいたけれど、今は自分の心にじんわりと響いてくる。子供たちのあの屈託のない声で歌われると、なんだかどうしようもなく世界を抱きしめたくなる。
それは大人になっていろいろな悲しみを知ったからなのか
あれから30年後。
悲しみのない自由な世界を切望する今の私がここにいる。
我が家のほぼ目の前に立っている小学校の体育館から子供たちの歌声が夏のさわやかな風にのって聞こえてくる。そういえば今日は音楽朝会があると言っていたのを思い出した。
♪この大空に翼を広げ 飛んでゆきたいよ~
子供たちの声は合唱団の美しいそれとは違って、どこまでも大声で元気よくどこまでも伸びやかで、何より希望を感じさせる。
家の窓拭きの手を止めながら聞き入っていた。
♪悲しみのない 自由な空へ
翼はためかせ ゆきたい
私が小学生の頃にも音楽の時間に歌っていた。私はいつも2部合唱の低音パートを歌っていたなぁ。体育館のピアノと一緒に少し口ずさんでみた。
あの頃はなんだか真っ直ぐすぎたこの歌詞がどうにも好きになれずにいたけれど、今は自分の心にじんわりと響いてくる。子供たちのあの屈託のない声で歌われると、なんだかどうしようもなく世界を抱きしめたくなる。
それは大人になっていろいろな悲しみを知ったからなのか
あれから30年後。
悲しみのない自由な世界を切望する今の私がここにいる。
by m_alchemia
| 2005-07-05 10:44
| 日々の想い