余韻

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小渕沢の知人宅に滞在中に、テーブルの上にあった中村天風さんの本が目に留まりました。

初日に本をとって眺めた時にはあまり言葉が心に入ってこなかったのですけれど、最終日になって再び本のページをめくったところ、一つ一つが「声」となって私の心に響いてきました。

お休みをいただいている間に固くなっていた頭と心がほどけてきたのかもしれません。
面白いことだなと思いました。



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文字が「声」になって体の中に入ってくるという体験はこれが2度目です。
1度目は今年の初め、平山郁夫氏の「ぶれない」という本での出来事でした。
(これはとても良い本でした♪)

読み進めていくうちに、私の中で男性の声で語られていくのです。その声がどんどん大きくなって、本を読んでいるはずなのに、平山氏が目の前で自分に語りかけてくれているようななんとも不思議な感覚になりました。





d0011725_21394025.jpg今回の中村天風氏の本も、同じように男性の声になって本の中から飛び出してきました。

その中で最も印象的だったのは
  「たとえ明日死ぬことになっても 今日幸せになって遅いことはない」

という言葉でした。なんと力強い言葉なのだろうと思いました。

  「たとえ明日死ぬことになっても 今日幸せになって遅いことはない」

という男性の力強い「声」が私の体の中で衝撃として響き渡りました。

今もそれが余韻として残っています。

この言葉が私の何を変えていくのか見当もつきませんが、何かへの覚悟というのか、自分の中の何かが確かに固まったというそんな気持ちがしています。





*本日もお読みくださいましてありがとうございました。(写真は8月15・16日で行った戸隠です)
by m_alchemia | 2010-08-22 21:30 | 日々の想い