台詞

10年ほど前に放映されていたNHKの朝の連続テレビ小説「あぐり」を
みていた方はいらっしゃるだろうか。私は普段、あの8:15からのドラマを
見る習慣はないのだけれど、どういうわけだか、「あぐり」だけは毎日かかさずみていた。

美容師、吉行あぐりさんの半生をつづったもので、おそらくその生き方と台詞が
とてもふるっていたからだろうと思う。

そのドラマの中で私がとても印象に残っている台詞がある。
思わずメモに書き残したほどだ。そしてそのメモは今も手元にある。

 「誰だって転ぶのよ。
  大切なことは、誰のせいで転んだとか、そういうことを言うんじゃなくて、
  転んだら転んだまま大空をみなさい。
  そして深呼吸をゆっくりするの。
  それから、これからどうするかを考えればいいのよ。
  起き上がるのは一番最後でいいのよ。」

実はこの台詞が脚本を書いた清水有生さんの、もっとも伝えたかった
メッセージだったということを今日知った。

やっぱり、そうだったんだ。そうだろうなぁ。。

10年も前にみたドラマなのに、あぐりのお母さんがあぐりを慰めるシーンが
脳裏によみがえる。

何ヶ月も続くドラマの中のたった一つ、渾身の台詞。

そして、それを覚えている自分が、なんだかすごく幸せな人間に感じた。


*本日もお読みくださいましてありがとうございました♪
by m_alchemia | 2010-02-24 22:35 | 日々の想い