内なる子供と出会うとき

宮部みゆきの「孤宿の人」とコミック「よつばと!」を同時期に読みました。「孤宿の人」は宮部みゆきの時代小説の中では本当に心をとらえられた一冊でした。

この本に魅了される人はいろいろな感想を持つこととは思いますが、私が感じたことは子供の純粋さです。この小説には2人の子供?が出てきます。一人は宇佐という思春期の女性。もうひとりは「ほう」という名前の10歳くらいの女の子です。

四国の小さな藩の存続がかかる中、事実が隠され、嘘が嘘をよびストーリーは展開していくのですが、思春期の宇佐はまっすぐな気持ちを持つがゆえに大人の世界で苦しんでいく。そして難しいことがよくわからない「ほう」は悲惨な生い立ちの中でも必死に生き抜き、宇佐よりもさらに純粋無垢で、それゆえに大人の心を癒していく。

その二人の純粋さと二人の絆が読み終えたあとでも自分の心に強く残りました。

その「ほう」の無垢さが、コミック「よつばと!」の主人公のよつばと重なり、無敵なよつばは周囲を癒し、読み手も癒していきます。

私はコミックや小説で自分のインナーチャイルドが癒されていくという経験を初めてしましたし、インナーチャイルドが癒されるというのはこういう感じがするんだなぁという感動と驚きを感じております。(^^)

つきぬけた純粋さは強さになるのだということを教えていただいたように思います。

いい本を読みました♪


*本日もお読みくださいましてありがとうございます。
by m_alchemia | 2010-01-18 23:54 | 日々の想い