母を想う気持ちが人を育てる

今日は午前中にいらしてくださった方が3歳と6歳の小さなお子さんを連れてきてくださいました。彼(コオ)がお話を伺っている間、隣の部屋で一緒に過ごしていました。

3歳の弟くんの世話を小さなお姉さんが一生懸命面倒をみています。お姉さんは初めはトミカのおもちゃで一緒に遊び、そのうちクレヨンで絵を描き、おままごとをし、弟くんにも分かるクイズを出し、部屋の中を一緒に探検して上げ、ベランダに出てお隣のうちの庭を観察します。

またお姉さんは途中で持参したお菓子を食べて、弟くんがいたずらをしそうになると丁寧に諭してもいます。そして初対面の私に気を使いながらもふたりとも元気に明るくお母さんを待っていました。

兄弟って本当にすごいなぁと思いました。そしてこんなに小さくても自分が今何を求められいるのかをきちんと分かっているのが本当に立派でした。

そんな二人と2時間ばかりすごしていたのですが、お母さんが戻ってきたときに、あれだけ平然と振舞っていたお姉さんも弟くんも、瞬時にほっとした表情をしたのが忘れられません。

ああ、この子達はこのお母さんが大好きだからこそ、こんなに立派にしっかりしているんだ。ああ、6歳は6歳なりに、3歳は3歳なりに自分の責任をしっかり果たそうとして、お母さんのためにがんばっていたんだなぁと思いました。子供が親を思う気持ちというのは、親が思っている以上なのかもしれません。

お母さんがいないところで、子供はお母さんを待つためにこんなに一生懸命になっているという姿を見せてもらって私はよかったなと思います。(^^)

ですからもう一つ感じたことは、たとえ親がそばについていなくても大丈夫にみえるからといって、親がその子供に甘えすぎないようにしなくてはと、ということでした。子供の方は半分は大丈夫でも、半分は必死なんだということが今日一緒にいてよく分かったのです。その点で私自身は自分の子育てをちょっと反省をしています。

子供が一人でできるように育てることは大事だけれども、一人でできることがわかったら、それを日常にしてしまうのではなく、できるだけそばにいてあげられたらいいなと思います。

今日は素敵なお母さまと愛されているお子さまたちにお会いできて本当に嬉しかった一日でした。
ありがとうございました。


*本日もお読みくださいましてありがとうございます。
シルバーアーチのプレゼントつきDMに多くの方のお申し込みをいただきましてありがとうございます。DMのお申し込みは10月25日で締め切らせていただきます♪
by m_alchemia | 2009-10-20 22:33 | 日々の想い