運命の輪

マグロ船の話の続きですけれども、読み終わった後でも私の中に残っていることは

著者の斎藤さんが「漁師は全部を自力でこなせてすごいですね」というようなことを言ったときに「そんなことはない。漁師は何にもできない」という返事が返ってきたことでした。

どんなに努力をしてもマグロが1匹もつれないこともあるし、嵐だって来てしまう。

すべてが海次第。天候次第。漁師にできることは何にもない。。。

人事を尽くして天命を待つという言葉があるけれども、
そうはいっても待っている間は辛いものです。

自分は何にもできない、と認めることが一番大事。すべてはそこからしか始まらないんだということをこのマグロ船の語り手は上っ面ではなくお腹の底で分かっているのだということを感じました。

とにかく今は、おまえは本当にバカじゃのう。。と自分に言ってやるくらいの「賢さ」を自分に持ちたいとそんなことを思っています。


*本日もお読みくださりありがとうございました。
今日はタロット初級コースで、他の講師の方が「運命の輪」のカードを説明しているのを聞いていたのですが、
(このカードは海の上にいかだがあって、そのいかだの上で輪がまわっています)
講師の方が「運命というのは潮の満ち干きを知ってそれにそって進むという意識がとても大切なのです。潮の流れを無視して進んではだめ」と話していたのが印象的でした。

きっとマグロ船の本を読んでいたからかもしれません。
by m_alchemia | 2009-08-23 22:59 | 日々の想い