ぼくと1ルピーの神様

アカデミー賞受賞の映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作である
「ぼくと1ルピーの神様」を読む。

クイズ番組で全問正解をして史上最高の賞金を勝ちとった少年の話だ。

ストーリの続きを簡単に説明すると、学校にも行ったことがないスラムに住む孤児である少年が難問に答えられるはずがないと、警察は彼を逮捕する。けれども殺人や幼児虐待などインドの下層の生活で少年が出会ってきたものが偶然にもクイズの正解となっていく。その社会の裏側を描いた作品ではあるが、非常にスリリングで読み手を飽きさせない力を持った物語だ。

生きる、ということについてとても考えさせられる。

実はこの本は少し前から気になっていたものだった。
つい最近「スラムドッグ$ミリオネア」の映画がとても面白いので是非観てね!と勧められ、ネットで調べていてこの本が原作だと知ったため、思い出して読むことにしたのだ。

私が初めてインドに行ったのは学生の夏休みの時なので、ちょうどこんな蒸し暑い時だった。本を読みながらカルカッタの空港を出てインドに足を踏み入れたときの独特のにおいを思い出した。

先日の皆既日食の時のガンジス川の沐浴の場面を見たときも、あの川岸に立っていた当時のことを思い出していた。

だるさをもらたすような暑さは私の中でインドを思い起こさせるようである。

少し前の記事に「最近懐かしい人たちによく会う」ということを書いたけれども、どうやら戻ってきているのは「懐かしい人」ばかりではないらしい。

以前気になっていた本(バシャール2006もその一つ♪)、かつて行った場所、・・・そんなものにたびたび出会う。

この夏はなんだか本当に「不思議な夏」です。


*本日もお読みくださいましてありがとうございます。
by m_alchemia | 2009-08-10 22:03 | 日々の想い